2009年7月25日土曜日

本物との邂逅(かいこう)

先々週に引き続き仙台に行ってきました。今回は山形を経由して作並温泉って処に行ってきたんですが。。。

で、今回は先週の予告通り、宿泊したホテルからご紹介しますネ。

左の写真は泊まったホテルの露天風呂の一つです。眼前に広瀬川が流れ、そのセセラギを聞きながら深い緑と岩肌のコントラストを楽しみつつの入浴は、なんといっても最高!の、「極楽、極楽」、ですよん。

今までいろいろな旅館やホテルに行きましたが、ここは総合的に考えても最高ランクのいいお風呂ですね。
で、そのホテルの名前は「作並温泉 ゆづくしの宿 一の坊」で、お風呂だけじゃなくて館内がとってもいいかんじなんです!

どういいかって、どこを歩いていても飽きない。いろんな装飾やインテリアのセンスがいいんですよね。
廊下も広くて、また少し歩くと休息する椅子とテーブルが置いてあって、心配りの行き届いたホテルでした。

それから何よりも、従業員が素晴らしい!!です。どの従業員も温かく、気配りが徹底しているんです。

私もかつてホテルで働いていたことがあるのでよーく分かるんですが、お客様の我がままや無理難題って結構あるんですが、ここの従業員は出来る限りそれら要望に応える姿勢が見えるんです。
しかも上司に相談してから、ってんではなくって、各自が判断基準をしっかり持っていて、自らの決済でお客様のリクエストに応えるってーのは、驚きました。

今回私も当初予定していた部屋でなく、部屋の階やタイプをチェックインの時に変えたいと要望したんですが、あっさりOKって言われてビックリしたんですよね。しかもランクアップしたのにお値段据え置き。ホント、ビックリです。

サービス業に「融通」って言葉は当たり前のこととは言え、これがなかなか出来ないんです。ともすると、ルールが優先し、それを盾にしてお客様とのコミュニケーションをぶち壊してしまうってケースが多々あるんですが、ここのホテルにおいては決してそれはないですね。wonderfulでした。

で気付いたんですが、
どの従業員の顔をみても「幸せ」そうでした。
きっと経営者は社員を大事にしているんだなって思った次第です。
今は株主とか資本家優先のアメリカ的な資本主義が蔓延していますが、やっぱり一番大事なのは社員とお客様ですよね。社員が幸せでなければお客様を幸せに出来ないし、お客様優先でなければ経営者はいつか足元をすくわれる、って思った次第です。

ところで、
ロビーには七夕のディスプレーがなされていたんですが、そこに椅子が二つ並べてあって記念撮影が出来るようになっていたんですね。

ある女性二人組のお客さんが写真を撮ろうとしていたら、お土産コーナーにいた従業員が、文字通り、飛んできて、撮影のお手伝いをしたんです。しかも強力なライティングまでして撮ってあげる姿を目撃した時は感動した次第です。
いつでも油断なくお客様の快適の為に心を配っている。しかも自分の職務を守りながら、そして時にはお客様優先で飛んでくる!
なかなかできまへん!!

昨今の不景気にも関わらず、こうした圧倒的な、感動するサービスを心掛けたお店ならば不況なんて関係ないんだなって、改めて学んだ次第です。


さてさて、その他にご紹介したいスポットとして、
秋保大滝のソバにあるお蕎麦屋さんなんですが、残念ながら写真を撮り忘れちゃいました。滝は携帯で撮ったんで少し画質が悪いですが・・・

で、滝を見た後に立ち寄ったお蕎麦屋さん「たまき庵」はこれまた絶品でしたよん。とってもコシのある透きとおったお蕎麦で、やはり東北は蕎麦が一番うまいです。またサイドメニューで頼んだ「ずんだ豆腐」もメチャ美味かったですし、最後に出された蕎麦湯(ゆで汁)がちょっとした隠し味があって、そのさり気ない演出に本物のプロの凄さを感じました。

滝も想像した以上に迫力のある滝で、演歌で有名な浄漣の滝とは比べ物にならないくらい、良い滝でした。(勿論、浄漣の滝も素晴らしいですよん。私は伊豆に住んでいたので、ヒイキ目になってしまうんで敢えて・・・)

その後デザートを、って思いたち、仙台市街にある和菓子屋さんに行ったんですが、ここの「づんだ餅」も最高でした。
お店の名前は「村上屋餅店」

枝豆の一種である「ずんだ」を餡にしたものをお餅にかけて作られた「づんだ餅」、570円位だったと思いますが、3個入りのを買って食べたんですが、なんといってもお餅が滅茶苦茶美味しかったです。

ここは全国的に知られた老舗らしいんですが、店構えはごくごく普通の、そこらにあるような小さなお店でしたが、途絶えることなくお客さんがやってきて、とっても繁盛していました。駅からも遠いのにねえ。
なんでも本物はやはり凄いですね。

東京にはオシャレなお店がいっぱいありますが、時間という試練に耐え得るかどうか、そこが肝心ですの。それには一に「愛」、二にも三にも「愛」って気付かされた、とっても有意義な一泊二日の旅でした。

ではまたお目に掛かる日までサイチェンです。

2009年7月17日金曜日

カレーパン



仙台に行ってきました。幾つか大切な用事があって一泊二日の日程だったんですが、割とゆったりしたスケジュールだったので、1年ぶりの仙台を楽しむことができました。

また来週も泊まりで仙台なんですが・・・

ところで上の写真は今回2日目のお昼ご飯で立ち寄った「パチャカリ」ってお店で売っていた手作りカレーパンの絵です。

全て卵も肉も魚も使っていない、ベジタリアンが泣いて喜ぶってかんじのものでした。

幾つかの種類があって、レンネット(子牛などから取る酵素。チーズを作る時に凝固剤として使う)を不使用のチーズパン始め、キャベツカレーのパンやスパイシーなインドカレーのパン、etcってかんじですが、
帰路の夕食として3種類を購入して食しました。
とっても美味しかったですよん。

ただ少しオイリーだったのが残念でしたが、まあまあ、全体的にはOKかな。ベジタリアンにとってはなかなかカレーパンを食べる機会はないので、そういう意味でもホント、有り難いお店ですね。

で、肝心の昼ごはんには「ムング豆のカレー」、インド料理店では、いわゆる「ダルカレー」って呼ばれるものを食したんですが、勿論、こちらも完全ベジ仕様でしたが、ベジタリアンでない方を意識して作っている点が特徴的かもです。

恐らくはお肉大好きな普通の方でも美味しく感じるんではないでしょうか?
ベジタリアンでない方がパンチを感じるようになのか、焦がしニンニクが結構幅を利かせていて、濃い味付けになっていますね。

また私的にはちょっとオイリーなかんじが残念でありました。胃にズーンと重いかんじでしたね。

インドカレーはただでさえ、オイリーな食べ物なんですね。「カリー」って意味は「油っこい食べ物」って意味があるんだそうですが、ここパチャカリのは更に油が多めでした。
もう少しさっぱりしていたら最高だったかも・・・です。

でも美味しかったですよん、ほんと。
仙台に行かれた際には皆様も是非お立ち寄りしてみてくださいまし。
因みにご飯は白米ではなく、健康にとっても良い玄米でした。
そこがまたイイ感じでした。
日本の白米はカレーにはあんまり合わないので、
パサパサした玄米の方が上手く味が絡まるって思いますしね。

完食!しました。

 

ではまた次回も仙台についてかも・・・です。
宿泊する予定のすっごいお気に入りホテルをご紹介しますね。
乞うご期待を。
サイチェン

2009年7月10日金曜日

白と黒

NHKの朝ドラ「つばさ」の舞台となっているのが弊社所在地でもある川越です。

左の写真は主人公「つばさ」の実家であり老舗の和菓子屋「甘玉堂」としてロケに使用した陶器屋さんの「陶舗やまわ」さんです。

素敵な陶器やガラス器が所せましと陳列されていて、何度見ても飽きないところですよ。

一昨年の平成19年に天皇皇后両陛下が川越に巡幸された際にもこのお店に立ち寄られたんですよ。

さて、お店の奥にはこれまたオシャレな喫茶店も併設されていて、たまにお茶して気分を変えてみたり、冬場はサツマイモ入りのお汁粉に舌鼓を、なーんて楽しみも味わっちゃったりしています。

 
上の写真は川越の名所(?)らしいんですが、「時の鐘」って、まあ何となく歴史を思わせるようなロマンチックなネーミングに騙されちゃうんでしょうか?(笑)一年中観光客の絶えないview pointとなっています。

でも見てもなんの変哲もない、ていうか、昔はここで時を知らせる重要な役目をしていたんでしょうが、今は自動で鐘を撞くシステムのせいもあって、ジモッティーとしては面白くもなんともないってかんじがしてならないですがね。言いすぎ?ですか。

でもその証拠っていうか、10年くらい前に「全国なんちゃって観光スポット」のワースト10に「時の鐘」がランキングされちゃったりもしたんでごわすよ。その時の順位などは忘れてしまいましたが、その他に札幌の時計台ってのも入っていましたネ。

名所とばかりに勇んで行ってみたものの、実際に見たら期待ほどではなかった!って意味の、ガッカリしちゃった的な、「なんちゃって観光地」らしいです。

でもでも、この写真をよくよーく、みてくださいまし。右側に並ぶ建物のお店ですが、ここは私が川越で一番お気に入りのお菓子屋さんの「菓匠右門」ってとこなんですよん!

ここには全国からやってくる観光客も絶賛する「いも恋」ってお饅頭が売っているんですが、餡のお饅頭のど真ん中にサツマイモがコロンってかんじで入っていて、very very deliciousなんです。

数年前に元世界チャンピオンの渡嘉敷さんが弊社を訪れた際にはお茶請けにこのいも恋をお出しし、更にはクドクドとお土産までいも恋ってかんじだったんですが、饅頭の甘さ自体は決してシツコクなく、よっぽど饅頭嫌いの方でない限り、間違いない!ってかんじのシロモノです。

ただ女性には一つを食べるに大きすぎるって話もよく聞き、一回り小さいバージョンが出来れば更に良いんではって気がしますがね。

まあ、そうするには手間がかかってお店側もやってはくれないかもですが、いつまでも繁盛するお店ってーのは、こうした面倒くさいことにも積極的に取り組み、お客様本位の商売を常に模索し改良する勇気を持ち合わせている処なんではって気がしますけどね。
さてどうなんでしょうか、右門さんは。。。

川越の良い処をあと二言三言。

川越のメーンストリートは一番街って呼ばれているんですが、この景色は一見の価値ありであります。
黒壁の蔵造りのお店が軒を連ねていて、江戸時代にタイムスリップしたような、すっごく素敵な町並みであります。

白壁、うろこ壁は時々あちこちで見かけ、西伊豆とかでも有名な場所を何度か訪ねたことがありますが、黒壁の蔵造りはそれらにも劣らぬ素敵な雰囲気が感じられる建物であります。
昔住んでいた東京の神楽坂は土壁ではないですが、板塀が黒かったのも印象的でしたが、何か共通する意味があるんでしょうかねえ。

因みに、この通りにある郵便局のポストも赤ではなく、黒なんです。警察の機器がしまわれているボックス(?)、何て呼ぶものかは知りませんが、それも黒。
兎に角、黒が基調になった街づくりを町挙げて推進していますね。

でもそれでももっと街づくりを徹底すべきじゃないの?って個人的に思うフシも多々あって、一層のこと、この通りは全て黒を基調とした蔵造り、若しくは蔵造り風のモダン建築、って感じに統一してもらいたいものです。

それともうひとつの見どころ。
それは菓子屋横丁ですね。環境省が定めた「かおり風景百選」にも選ばれた昔懐かしい光景が展開する観光地であります。
横丁って言うだけあって、猫が似合う路地裏ってかんじの処に駄菓子を売るお店が連なっているんですよ。(駄菓子って失礼な呼び方ですがね・・・)

あと最後にもう一つ、弊社のメインバンクを写真でご紹介します。↓
大正モダンを今に残す超素敵な建物であります。こちらは白いタイルが印象的ですが・・・

川越の地場銀行である旧八十五銀行の本店として大正時代に建てられたものらしいです。
(今は埼玉りそな銀行川越支店)
私の写真の撮り方が下手過ぎて、斜めってますね。

この支店はとっても繁盛しているんですが、私が気に入っているのは建物以上に、カウンターの女性行員が必ず席を立って、カウンターにお呼びしたお客様を迎える点であります。サービス業の初心を教えてくれる良いお手本ですよん。だってお客さんは立っているんですもんね。
他の銀行さんも是非見習って頂き、広く浸透するといいなって思っちゃったりもしますがね・・・

では今宵はここまで。
10月半ばには有名な川越祭があります。
その時改めて川越をフューチャーしちゃいますね。
またお目に掛かる日までサイチェン



2009年7月4日土曜日

平安

先週土曜日に京都へ行ってきました。その前の週も京都でしたから2週続けて行ったにも関わらず、殆ど観光する暇もなくスケジュールをこなすだけの日々だったんですが、最後の最後に、ほんの束の間、京都の夜景を見に行くことが出来ました。

京都に19年間住んでいた方に行き先を告げられないままに連れていかれたんですが、それが左の写真の場所で、「将軍塚」ってちょっとした小山、東山(?)って山ですかねえ?、そこは京都タワーを中心とした京都市内を見下ろせる、カップルにとっては絶好のデートコースなんですって・・・

なるほど、私たちのように男2人組は他にはいなくて、「あまーい!」雰囲気の漂う、チョット居心地悪いかんじの処でしたが、京都を見下ろすって体験は初めてでしたので、古の天下人の気持ちを少しだけ味わう希少な体験が出来ました。とっても楽しかったですよん。

この「将軍塚」は、そもそも桓武天皇が事件の続く不吉な長岡京から京都に遷都する決断をした場所のようです。
当時、桓武天皇はとっても信頼していたアドヴァイザー、和気清麻呂(わけのきよまろ)に連れられてこの山上に来たんだそうですが、眼下に広がる地に都を遷すべきとの進言をする清痲呂の忠言に従い、その翌年794年に都を長岡から今の京都に遷したってことらしいですね。

それから千年続いた都。
その時の決断が千年以上も長きに亘って日本の中心として、いわゆる首都となったんですから、単なる夜景ではなくて、深くてながーい歴史へのロマンが膨らんじゃいました。

その後多くの天下人がこの地に訪れたって話もあり、しかし今はカップルの聖地みたいな・・・なんだか平安過ぎるんでしょうか、今の日本って。

ところで夜景を楽しんだことを会社に戻って土産話をしたところ、ある人が「一番つまんない観光!」ってノタマワリ切って捨てられちゃいました。意外なリアクションに訳を聞くと、「ああ、なるほどね、それも一理ある」っ思ったんですが、
曰く、「中学の修学旅行で京都の夜景観光に連れて行かれ、中学生に夜景を見せるんかあ!そんな先生の感覚にガッカリした」、ってことでした。

まあ、それも言えてますの。
確かに修学旅行の目的からすれば実にナンセンスなプランだったのかもですね。教師のビジョンってものが今の日本を形作っているんですかねえ?

それはまあ、さておき、今回の夜景は、日本の都誕生物語にユカリ深き処だった訳で、私にとっては実にオモロイ!一夜でありました。

遷都ってことで言えば、
実はホントはまだ首都は京都なんですけどね。明治天皇が京都から江戸に入られたのは、旅の一部であって、東京に天皇家は120年余りの長きに亘って今尚も宿泊中ってのが本当のところなんですよん。
だから実はまだ遷都されていなくて、平安京のまんま、って私は思っていたりします。

でもこのことを知る日本人は今、殆どいないかも・・・ですね。

いつかこんなことも明らかになればって気がしてなりません。
ちょっとした歴史探訪でありました。
あしからず。

では次回は弊社の地元である川越観光に皆様を誘いたいと思います。
サイチェン