場所は、さいたま市立大宮別所小学校の塀に書かれていて、この絵の右側には「若田先輩 おめでとうございます」の文字が大書されているんですが、宇宙ステーションに今長期滞在中の若田さんの母校なんです。
今回で3回目の宇宙旅行の若田さんは最早、超ベテランの宇宙飛行士ですのー。
同じ埼玉県民として、というか、日本人として誇りに感じますネ。
さて誇りと言えば、
まだ余韻冷めやらぬWBCについても私なりの感想を今日は書いてみようかな、って思います。
今や誰もがよくご存じのとおり、
昨年秋、読売巨人軍の原監督がワールドベースボールクラシックの監督に選出されました。
ど素人の私見ではありますが、当初、私は「えっ?原監督が?」って思ったんです。もっと違う人、例えば、昨年の日本シリーズで日本一の座を勝ち取った埼玉西武ライオンズの渡辺監督の方が相応しくない?って。
或いは、イヤミばっか吐くが、老練且つ狡猾な楽天の野村監督がいいんじゃない?!って。
またまた読売巨人の関係者かよー!
やっぱ読売新聞のオーナーである渡邊恒雄氏の息の掛かった人間しか選ばれないんだあ!!って、少し日本プロ野球に失望感を抱いたりもしました。
また、
いざWBCが始まっても、韓国に2度も負けたりして、「やっぱ、原監督じゃダメだよー」、なーんて私の中の悪魔がささやいたりもしていたんです。
選手の選抜にしても、たった28人しか選べないっていうのに、自分ところの巨人からは5人も選び、尚且つコーチ陣にも巨人OBが2人も!って印象でした。
イチローが活躍出来ないのも、もしかしたらこんなエコひいきみたいな雰囲気が嫌なんじゃないのー?、みたいな感じでいたのが正直なところでした。
ところがあれよ、あれよ、とばかりに優勝してしまい、その翌日には私も節操なく心変わりし、「原監督ってスゴイ!」なーんて思いに至ってしまった次第です。
でも気付いたですよ、ある事に。
当たっているか、間違っているのかは分かりませんが、あくまで私的な見方に過ぎないんですが、
28人しか、って冒頭言いましたが、逆に考えれば、28人も選ばなくてはならなかった、ってことかも、って。
つまり、試合に実際に出られるのは、たったの9人であり、基本的にはある程度固定したメンバーが選ばれ、あとは微調整であったり、代打だったり、代走だったり、怪我の交代要員だったり、って訳です。
だが問題は全員、やっぱ出たいですよ、試合に。みーんな一流の選手ですし。でも出られない。そうすると不満が出る。一体性が生まれない。心がバラバラになっていく。チーム力が限りなくゼロに近くなる。ってなかんじのマイナスの流れが出来ちゃうじゃないかなーって、思い直したんです。
面白いもんで、
組織って超一流のメンバーで固めても、結局は勝ち組と、ついてゆけない落ちこぼれ組、みたいな構図が自然に出来上がってしまうらしいんですよね。
短期決戦のWBCではそうしたことが全面に起こってしまっては致命的な訳です。ましてや12球団からの寄せ集めなんですから、ある意味団結力はすぐには芽生えない。
てことは、そうした黄金比率みたいな構図が否応なしに出来てしまうのならば、自己犠牲を喜んで担当してくれる、ちと言葉は悪いですが、捨て駒的になってくれるメンバーが必要なんだなって、思ったんです。
その役割を今回担ったのが、原監督とは同じ釜の飯を喰う巨人の選手しかいない!だって。
ていうか、気心が知れていて、あとでフォローがしようのある自軍の選手しかいないじゃん!!って気づいたんですよん。
だからキャッチャーの阿倍にしろ、ピッチャーの数名の選手にしろ、大方は勝敗にコダワる必要のないゲームで起用し、乾坤一擲の大勝負の時にはベンチを温める役に徹してもらう、みたいな使命を与えたんだって思いました。
もしこの推測が正しかったならば、原監督って実に深遠な監督、人間を知り尽くした人、ではないかって思った次第です。
まあ、どうなんでしょうかね、実際のところは。
いずれにせよ、
私としては今回のWBCを通じて、いろんなことを学ばせてもらったかんじです。
天才であり、これまでスランプなど経験したことがないイチローのことにしても、このたびの中から私なりに得るものがありました。
そして何よりも、
勝って驕ることなく、相手チームが嫌がるような行為に及ばなかったことは、一番に嬉しかったことであります。
だって、スポーツは戦争じゃないんだからね。領土の取り合いでもなければ、相手を打ちのめすことが目的でもないはず。一部の解説者は、マウンドに日本の旗を立てよう!って発言も聞こえてきましたが、そのような恥ずかしい行為に至らなかったことに、実に誇りを感じました。
それにしても巨人って、なんで未だに巨人軍っていうんだろ?
そろそろ「軍」を外したらって思うこの頃であります。
ではまたお目に掛かる日までサイチェン