2009年7月4日土曜日

平安

先週土曜日に京都へ行ってきました。その前の週も京都でしたから2週続けて行ったにも関わらず、殆ど観光する暇もなくスケジュールをこなすだけの日々だったんですが、最後の最後に、ほんの束の間、京都の夜景を見に行くことが出来ました。

京都に19年間住んでいた方に行き先を告げられないままに連れていかれたんですが、それが左の写真の場所で、「将軍塚」ってちょっとした小山、東山(?)って山ですかねえ?、そこは京都タワーを中心とした京都市内を見下ろせる、カップルにとっては絶好のデートコースなんですって・・・

なるほど、私たちのように男2人組は他にはいなくて、「あまーい!」雰囲気の漂う、チョット居心地悪いかんじの処でしたが、京都を見下ろすって体験は初めてでしたので、古の天下人の気持ちを少しだけ味わう希少な体験が出来ました。とっても楽しかったですよん。

この「将軍塚」は、そもそも桓武天皇が事件の続く不吉な長岡京から京都に遷都する決断をした場所のようです。
当時、桓武天皇はとっても信頼していたアドヴァイザー、和気清麻呂(わけのきよまろ)に連れられてこの山上に来たんだそうですが、眼下に広がる地に都を遷すべきとの進言をする清痲呂の忠言に従い、その翌年794年に都を長岡から今の京都に遷したってことらしいですね。

それから千年続いた都。
その時の決断が千年以上も長きに亘って日本の中心として、いわゆる首都となったんですから、単なる夜景ではなくて、深くてながーい歴史へのロマンが膨らんじゃいました。

その後多くの天下人がこの地に訪れたって話もあり、しかし今はカップルの聖地みたいな・・・なんだか平安過ぎるんでしょうか、今の日本って。

ところで夜景を楽しんだことを会社に戻って土産話をしたところ、ある人が「一番つまんない観光!」ってノタマワリ切って捨てられちゃいました。意外なリアクションに訳を聞くと、「ああ、なるほどね、それも一理ある」っ思ったんですが、
曰く、「中学の修学旅行で京都の夜景観光に連れて行かれ、中学生に夜景を見せるんかあ!そんな先生の感覚にガッカリした」、ってことでした。

まあ、それも言えてますの。
確かに修学旅行の目的からすれば実にナンセンスなプランだったのかもですね。教師のビジョンってものが今の日本を形作っているんですかねえ?

それはまあ、さておき、今回の夜景は、日本の都誕生物語にユカリ深き処だった訳で、私にとっては実にオモロイ!一夜でありました。

遷都ってことで言えば、
実はホントはまだ首都は京都なんですけどね。明治天皇が京都から江戸に入られたのは、旅の一部であって、東京に天皇家は120年余りの長きに亘って今尚も宿泊中ってのが本当のところなんですよん。
だから実はまだ遷都されていなくて、平安京のまんま、って私は思っていたりします。

でもこのことを知る日本人は今、殆どいないかも・・・ですね。

いつかこんなことも明らかになればって気がしてなりません。
ちょっとした歴史探訪でありました。
あしからず。

では次回は弊社の地元である川越観光に皆様を誘いたいと思います。
サイチェン

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