先日楽天本社で行われたセミナーに参加してきました。ゲストスピーカーに伊勢丹の名バイヤーを経て、2003年、民事再生法の適用を受け事実上倒産に陥った靴下の老舗メーカー「福助」の救世主として社長に就任した藤巻幸夫氏が登壇されました。氏の独特の感性と経営手法で以て、見事福助を再生させた方として有名であります。
その方の話を聞けるってのも超楽しみで行ったんですが、小柄な体(横幅は大柄ですが・・・)にも関わらず、のっけからバイタリティ溢れる話ぶりで、聞く者をグングン引き寄せる力は、さすがだなって思った次第です。
装いも伊勢丹の洋服売り場を経ている為か、水色のストライプの上着とジーンズってかんじでもって、年齢を思わせないナイスミドル(?)、否、シルバーかあ?、いずれにせよ、チョイ悪おやじってかんじが素敵な風でもありました・・・
で、今、彼は品川駅の駅ナカ、「エキュート」に完全メイドインジャパンの、”粋で良いもの”をコンセプトにした藤巻商店「Rails」なるお店を経営しているそうでごじゃいますです。
冒頭の写真はそのお店で実際に販売しているバッグで、商品のこだわりもさることながら、ディスプレイにしても無機質な金属製の棚ではなく、竹を使ってみたり、完全「和」を目指しているんだとか。
で、今回のお話の中心は「すべて顧客視線で!」ってテーマでして、至極当たり前と言えば当たり前のことなんですが、これが中々いざ企画サイドに立つと「売り手視線」の押し売りになりがちな訳です。
そんなところをまあ、伊勢丹で培ってきたノウハウ的なものをロジカルに面白くお話くださったってかんじであります。
その中でちょっと頭に片隅に引っかかった話を一つだけご紹介しようと思います。
それは実際に藤巻商店でも実践していることらしいのですが、
商品一つ一つに名前を付けているってことですね。
そうすることで、お客さんの意識上にも印象深く刻むことができるのと、何よりも従業員自身が愛着をもって販売が出来るって点がメリットなんでしょうか。
でもってストーリー化することにも一助となり、ブランディングってやつにも寄与するんだなって感じました。
私なんかも時々、自宅の洗濯機に名前を付けたりとか、パソコンにも名前を付けて呼んでみたりってこともしていましたから親近感を覚えると共に、その効用にはとっても共感致した次第です。
弊社の取締役の一人も愛車に名前を付けて、しかも”ちゃん”付けで呼んでいるのを目撃した際には、「きえー!」ってかんじでしたが、いつの間にか私もその車を「○○ちゃん」、なーんて呼んでいたりしていて、人のブレイン構造ってものに、とっても興味が湧くこの頃であります。
そんなこんなしていたら、先週、キムタク、殊、木村拓也主演の「Mr.ブレイン」って番組の第一話をたまたま観たんですが、脳の様々な仕組みや構造を使ったストーリー。まあ、中身の筋は事件物ですので、あんまり興味がないんですが、科学的側面を一つの切り口に展開されていて、その点は面白いって感じで観てしまいました。
マーケティングにもこうした様々な脳機能ってものが今後意識された手法が用いられるに違いないんですが、こんな時代でも売れる!ロジックを展開してゆきたいものであります。
いずれまたマーケティング論については書いていけたらって思いまする。
てなことで、
本当は先週の予告を書く予定でしたが、明日朝一で福岡に行かねばならず、今宵はここまでと致します。悪しからず・・・
ではまたお目に掛かる日までサイチェーン
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