2009年7月10日

白と黒

NHKの朝ドラ「つばさ」の舞台となっているのが弊社所在地でもある川越です。

左の写真は主人公「つばさ」の実家であり老舗の和菓子屋「甘玉堂」としてロケに使用した陶器屋さんの「陶舗やまわ」さんです。

素敵な陶器やガラス器が所せましと陳列されていて、何度見ても飽きないところですよ。

一昨年の平成19年に天皇皇后両陛下が川越に巡幸された際にもこのお店に立ち寄られたんですよ。

さて、お店の奥にはこれまたオシャレな喫茶店も併設されていて、たまにお茶して気分を変えてみたり、冬場はサツマイモ入りのお汁粉に舌鼓を、なーんて楽しみも味わっちゃったりしています。

 
上の写真は川越の名所(?)らしいんですが、「時の鐘」って、まあ何となく歴史を思わせるようなロマンチックなネーミングに騙されちゃうんでしょうか?(笑)一年中観光客の絶えないview pointとなっています。

でも見てもなんの変哲もない、ていうか、昔はここで時を知らせる重要な役目をしていたんでしょうが、今は自動で鐘を撞くシステムのせいもあって、ジモッティーとしては面白くもなんともないってかんじがしてならないですがね。言いすぎ?ですか。

でもその証拠っていうか、10年くらい前に「全国なんちゃって観光スポット」のワースト10に「時の鐘」がランキングされちゃったりもしたんでごわすよ。その時の順位などは忘れてしまいましたが、その他に札幌の時計台ってのも入っていましたネ。

名所とばかりに勇んで行ってみたものの、実際に見たら期待ほどではなかった!って意味の、ガッカリしちゃった的な、「なんちゃって観光地」らしいです。

でもでも、この写真をよくよーく、みてくださいまし。右側に並ぶ建物のお店ですが、ここは私が川越で一番お気に入りのお菓子屋さんの「菓匠右門」ってとこなんですよん!

ここには全国からやってくる観光客も絶賛する「いも恋」ってお饅頭が売っているんですが、餡のお饅頭のど真ん中にサツマイモがコロンってかんじで入っていて、very very deliciousなんです。

数年前に元世界チャンピオンの渡嘉敷さんが弊社を訪れた際にはお茶請けにこのいも恋をお出しし、更にはクドクドとお土産までいも恋ってかんじだったんですが、饅頭の甘さ自体は決してシツコクなく、よっぽど饅頭嫌いの方でない限り、間違いない!ってかんじのシロモノです。

ただ女性には一つを食べるに大きすぎるって話もよく聞き、一回り小さいバージョンが出来れば更に良いんではって気がしますがね。

まあ、そうするには手間がかかってお店側もやってはくれないかもですが、いつまでも繁盛するお店ってーのは、こうした面倒くさいことにも積極的に取り組み、お客様本位の商売を常に模索し改良する勇気を持ち合わせている処なんではって気がしますけどね。
さてどうなんでしょうか、右門さんは。。。

川越の良い処をあと二言三言。

川越のメーンストリートは一番街って呼ばれているんですが、この景色は一見の価値ありであります。
黒壁の蔵造りのお店が軒を連ねていて、江戸時代にタイムスリップしたような、すっごく素敵な町並みであります。

白壁、うろこ壁は時々あちこちで見かけ、西伊豆とかでも有名な場所を何度か訪ねたことがありますが、黒壁の蔵造りはそれらにも劣らぬ素敵な雰囲気が感じられる建物であります。
昔住んでいた東京の神楽坂は土壁ではないですが、板塀が黒かったのも印象的でしたが、何か共通する意味があるんでしょうかねえ。

因みに、この通りにある郵便局のポストも赤ではなく、黒なんです。警察の機器がしまわれているボックス(?)、何て呼ぶものかは知りませんが、それも黒。
兎に角、黒が基調になった街づくりを町挙げて推進していますね。

でもそれでももっと街づくりを徹底すべきじゃないの?って個人的に思うフシも多々あって、一層のこと、この通りは全て黒を基調とした蔵造り、若しくは蔵造り風のモダン建築、って感じに統一してもらいたいものです。

それともうひとつの見どころ。
それは菓子屋横丁ですね。環境省が定めた「かおり風景百選」にも選ばれた昔懐かしい光景が展開する観光地であります。
横丁って言うだけあって、猫が似合う路地裏ってかんじの処に駄菓子を売るお店が連なっているんですよ。(駄菓子って失礼な呼び方ですがね・・・)

あと最後にもう一つ、弊社のメインバンクを写真でご紹介します。↓
大正モダンを今に残す超素敵な建物であります。こちらは白いタイルが印象的ですが・・・

川越の地場銀行である旧八十五銀行の本店として大正時代に建てられたものらしいです。
(今は埼玉りそな銀行川越支店)
私の写真の撮り方が下手過ぎて、斜めってますね。

この支店はとっても繁盛しているんですが、私が気に入っているのは建物以上に、カウンターの女性行員が必ず席を立って、カウンターにお呼びしたお客様を迎える点であります。サービス業の初心を教えてくれる良いお手本ですよん。だってお客さんは立っているんですもんね。
他の銀行さんも是非見習って頂き、広く浸透するといいなって思っちゃったりもしますがね・・・

では今宵はここまで。
10月半ばには有名な川越祭があります。
その時改めて川越をフューチャーしちゃいますね。
またお目に掛かる日までサイチェン



2009年7月4日

平安

先週土曜日に京都へ行ってきました。その前の週も京都でしたから2週続けて行ったにも関わらず、殆ど観光する暇もなくスケジュールをこなすだけの日々だったんですが、最後の最後に、ほんの束の間、京都の夜景を見に行くことが出来ました。

京都に19年間住んでいた方に行き先を告げられないままに連れていかれたんですが、それが左の写真の場所で、「将軍塚」ってちょっとした小山、東山(?)って山ですかねえ?、そこは京都タワーを中心とした京都市内を見下ろせる、カップルにとっては絶好のデートコースなんですって・・・

なるほど、私たちのように男2人組は他にはいなくて、「あまーい!」雰囲気の漂う、チョット居心地悪いかんじの処でしたが、京都を見下ろすって体験は初めてでしたので、古の天下人の気持ちを少しだけ味わう希少な体験が出来ました。とっても楽しかったですよん。

この「将軍塚」は、そもそも桓武天皇が事件の続く不吉な長岡京から京都に遷都する決断をした場所のようです。
当時、桓武天皇はとっても信頼していたアドヴァイザー、和気清麻呂(わけのきよまろ)に連れられてこの山上に来たんだそうですが、眼下に広がる地に都を遷すべきとの進言をする清痲呂の忠言に従い、その翌年794年に都を長岡から今の京都に遷したってことらしいですね。

それから千年続いた都。
その時の決断が千年以上も長きに亘って日本の中心として、いわゆる首都となったんですから、単なる夜景ではなくて、深くてながーい歴史へのロマンが膨らんじゃいました。

その後多くの天下人がこの地に訪れたって話もあり、しかし今はカップルの聖地みたいな・・・なんだか平安過ぎるんでしょうか、今の日本って。

ところで夜景を楽しんだことを会社に戻って土産話をしたところ、ある人が「一番つまんない観光!」ってノタマワリ切って捨てられちゃいました。意外なリアクションに訳を聞くと、「ああ、なるほどね、それも一理ある」っ思ったんですが、
曰く、「中学の修学旅行で京都の夜景観光に連れて行かれ、中学生に夜景を見せるんかあ!そんな先生の感覚にガッカリした」、ってことでした。

まあ、それも言えてますの。
確かに修学旅行の目的からすれば実にナンセンスなプランだったのかもですね。教師のビジョンってものが今の日本を形作っているんですかねえ?

それはまあ、さておき、今回の夜景は、日本の都誕生物語にユカリ深き処だった訳で、私にとっては実にオモロイ!一夜でありました。

遷都ってことで言えば、
実はホントはまだ首都は京都なんですけどね。明治天皇が京都から江戸に入られたのは、旅の一部であって、東京に天皇家は120年余りの長きに亘って今尚も宿泊中ってのが本当のところなんですよん。
だから実はまだ遷都されていなくて、平安京のまんま、って私は思っていたりします。

でもこのことを知る日本人は今、殆どいないかも・・・ですね。

いつかこんなことも明らかになればって気がしてなりません。
ちょっとした歴史探訪でありました。
あしからず。

では次回は弊社の地元である川越観光に皆様を誘いたいと思います。
サイチェン

2009年6月26日

幸せなのか?

明日から京都、名古屋に行きます。今週は夏風邪をひいたみたいで、体調がまだ優れないんですが、大事な用ですので薬と気合で頑張ってきます。

さて今日は、面白いサイト、「幸せことば」をご紹介します。
写真にあるのはそのサイトの中で登場してくるナビゲーター「グリーンヘッド君」。頭は森を意味していて、
インドの有名な聖者の言葉らしいんですが、「頭は森に、手は社会に」を擬人化したもののようです。
意味としては、常に頭は聖者の如く何物にも執着せず、平安な状態であれ、尚且つ、森の中に隠遁するのではなく、社会の中で人様のお役に立つよう一生懸命に働け」ってことのようです。

このサイトはまだ最近立ち上がったばっかのようですが、身近なことを題材にしてショートストーリー仕立てで書かれたネットマガジンみたいなサイトのようですね。ただ内容は雑誌なんかよりも百倍濃いですけどね・・・

今のところ、「人は何故負けるのか?」の連載と「結婚についての独り言」みたいな読み物とがアップされています。

前者は少し固い話の部分もありましたが、心の中に潜む敵ってものに焦点をあてた面白い内容でした。
なるほど、そうしたことで人は敗北するんだなって合点ガッテンでした。

後者はそれに反して随分やっこい感じで書かれた若い女の子向けの話ですね。でも今どきの若者の考えていることが反映されているようで、それはそれでまた楽しく読んでいるところであります。

週刊誌よりも精神的な満足が得られつつ、さりとて文庫本のように何時間も拘束された挙句、薄っぺらかった!なーんてものでもなく、深ーイイ!話が聞けるってかんじですよん。

それと、
「幸せ7日(しあわせなのか!)」のコーナーも結構心に刺さります。
今週のことばで印象深かったのは、「心配の原因は満足を欠いていること」ってありました。
まさに言い得て妙であります。

それで思い出したのが、幕末から明治にかけて活躍した「山岡鉄舟翁」ですね。
彼は多くの方もご存じのとおり、幕末活躍した剣豪であり、禅の達人であり、書の大家でもありましたが、それまで政権の中枢を担ってきたはずの江戸幕府が突如として賊軍となってしまい、まさに江戸を焼きはらおうと上京まっさかりの薩長連合総大将の西郷隆盛に面談を乞うて、その危機から救い、江戸城無血開城を取り付けたのが山岡鉄舟(やまおかてっしゅう)その人でした。

その際に道案内をしたのが東海一のやくざの親分であった清水の次郎長さんで、彼に「精神満腹」って書をしたためて贈ったってエピソードは、つとに有名であります。

その書に、ていうか、その言葉に感化され、鉄舟に心酔した次郎長親分はその後改心し、この言葉の通りの人生を歩まれたってことであります。
そして親分がその後に成し遂げた偉業、それは荒れ野だった富士山麓を開墾し、時代の大転換期にあぶれてしまった大勢の失業者に仕事を与え、広大なお茶畑を創出したってことかもです。

いい仕事をする人は皆、おんなじ心境であり、すぐれた人格が人に良い仕事をさせるんだなあって、この「幸せことば」の中の「幸せ7日」を読んで思った次第です。

では来週は何か京都・名古屋からのエピソードを・・・
サイチェン

2009年6月18日

出会い

先月末に福岡に行ってきたんですが、
その日の夕食にベジバーガー専門店に寄ってきました。

ある奉仕活動で3人の仲間と行ったんですが、その内の一人がそのお店を調べてくれたんですが、ホテルの自転車を借りて男3人、大濠公園沿いに奇妙なツーリングってかんじで、或いは奇妙な連帯感でもって楽しく出かけてきました。

お店の名前は「Mana Burgers」。ちょっと分かりにくい場所にあったんですが、明るい小奇麗なお店でしたよ。

私はもともとお肉が嫌いなので、実はベジバーガー屋さんに行くことにあんまり気乗りしなかったんですね、実は。

というのはベジタリアン用のパテって言っても肉の味に似せているものだったらNo Thank you!ってかんじなんですが、実際に食べてみたら、さに非ず。全く肉っぽくなくて、案外美味しかったです。

私が食したのはカレー味のハンバーガーで、ポテトフライとドリンクとのセット価格で1180円でした。
案外高いですね。

このお店はベジバーガー専門店としては日本初らしいです。
今んとこ、ここ一か所で、出来ることならば東京に進出したいってことも仰っていました。

そのワンステップになるのか、ならないのか、分かりませんが、10月頃に期間限定で新宿伊勢丹に出店するかもしれないってことでした。
ベジファンの方はお楽しみにってかんじです。

でも私はやっぱり、イタリアンとインドカレーが一番好きかもですが・・・

インドカレーといえば、
昨日、埼玉県のふじみ野駅周辺に近頃出来たばっかりのインドカレー屋さんに行ってきました。このカレー屋さん、郊外によくあるファミレスみたいなお店で、今までにないスタイルのインドカレー屋さんってかんじでありました。

その外観、スタイルに魅せられて仕事の途中、夕方頃だったんですが、サモサだけを食べる予定で入店してみちゃいました。

がしかし実際にメニューを見たらインドのチャーハン、いわゆる「ビリヤニ」を食してみたくなり、予定を変更したんですが、登場した現物はこれまた今までに見たことないド派手な装飾で、真っ赤なご飯に鬼のようにキュウリが2本ビリヤニの上に立っているオモロ過ぎるルックスで、ご飯の周りには赤と黄色のパプリカで王冠のような縁取りの飾りが施されている、見たことも聞いたこともないようなシロモノでした!

生憎デジカメを持ち歩いていなかったんで撮影出来ませんでしたが・・・

で、味の方はと言えば、
あんまりお薦めできませんってかんじであり、尚且つマサラ・チャイ(ミルク紅茶)はメッチャ安いんですが、お値段通り、超まずっ!で、まあたぶん2度目の来店はないってかんじの、そんなお店でありました。ザンネン。

ですので、お店の名前は明かさずにしておきます。悪しからず。

さて話を戻し、先月末に行った福岡から帰宅する際、地元に戻った際に私、ドジな事に財布を落としたんです。

しかしその事にさえ気付かずにお気楽な状態で数時間過ごしていたんですが、警察から電話が入り、やっと財布を落としたことを知ったって有り様でアリンス。
実に間抜けで、我ながら情けないってかんじですネ。

サイフを落としたのは小学4年生以来の出来事でありました。

ところで
財布を拾ってくださった方が今どき珍しい善人な方だったんです。お陰で全く損害もなく助かった次第です。

早速その日にお礼の電話とササヤかなお礼をしたんですが、当初はお礼を望まれていなく、私のササヤカナ気持ちとして受けてもらったってかんじです。

でも初めてですね、こんな経験は。

知人が数年前に大宮のスーパー銭湯内のレストランに財布を忘れてきて一緒に大宮警察まで届けたことがありましたが、後日その財布自体は見つかったんですが、中身の現金は全て抜き取られていたってことを思い出しました。

人生いろいろな縁がありますねえ、善きにつけ悪きにつけ。。

まあいずれにせよ、相身互い、これからも助け合いながら、助けられながら、生きていきたいと思ったこの頃であります。

ではまたお目に掛かる日までサイチェン


2009年6月12日

”WHO” are you?

WHOが新型インフルエンザの世界的拡大、即ちパンデミックの状態であると発表しましたね。当初聞いていたパンデミックのイメージとは随分異なるように感じるのは私だけでしょうか?

確かに冬に向かっている南半球はこれからインフルエンザの感染が広がる恐れがあるのかもしれませんが、死亡率が極めて少ない今回の新型インフルエンザって、どうなの?って気がしてなりません。

確かに突然変異して強毒化してくれば話は別ですが、今現在でパンデミックを宣言するってーのは、ちと首を傾げちゃいます・・・

さてそれよりもここ1ヵ月、WHOの記者会見をしばしば目にしますが、その時に多くの方が気になっているWHOのシンボルマーク、国連旗をベースに、中央には杖とそれに巻きつくヘビの絵が印象的ですね。

で、あの杖と蛇って何なの?って思っている方は私の周りでも結構居て、めいめい、いろんなことを仰っているこの頃です。

で、私もほんの少し調べてみると、
ギリシャ神話に出てくるアスクレピオスっていう神様の象徴として杖が描かれているんだそうであります。

で、そのアスクレピオスさんってーのは、死者を蘇らせてしまうくらいの名医だったそうなんですが、
自然の摂理を犯すってことで、天界のボスであるゼウス様が怒り、殺してしまったって話であります。

で、その後その名医である神様アスクレピオスさんは、ヘビ座として天界に再生したんだそうです。

で、いつも杖をついていたアスクレオピオスさんのモチーフとしての杖をWHOは採用したんだってーのが、ネット上でも大方の話でありました。
で、ヘビってのは、彼が治療にヘビを使ったって説と、ヘビは再生の象徴として、と幾つかの説があるようであります。WHOに聞いてみれば確かなんでしょうね(笑)

しかしヘビってのは、実は洋の東西を問わず、神話には必ずってほど登場するシロモノで、旧約聖書ではエヴァをそそのかして知恵の象徴である禁断のリンゴをアダムに食べさせてしまったのもヘビでした。

またキリスト教においてヘビは裏切り者的イメージであります。

しかししかし、
その一方ではヘビは先にも触れたとおり、生命再生の象徴でもあり、脱皮して新たな命に生まれ変わる生命力のシンボルでもあります。

それは月が影という殻を脱いで再生していくのと同じで、月と蛇は古代より同一視されてきているようでありますネ。

ところでで話をもどすと、
WHOのシンボルマークを見るたんびに思うのは、杖とヘビっていう絵は、私にはヨーガの世界でよく言われている「クンダリーニ」を連想させますね。

クンダリーニってのは、通常、尾てい骨あたりに眠っているある種の生命力らしいんですが、人が真に意識の覚醒をするにはそのクンダリーニってのを目覚めさせる必要がある、とも言われていて、そのエネルギーの通り道、ナーディってのがあるらしいんですが、杖がそのナーディで、ナーディをつたって上昇していくクンダリーニ、即ち、生命の生まれ変わり、みたいなイメージが浮かんできてしまいますね・・・

まあ、人によってはWHOのシンボルマークってのはキモい!って思う方も多いみたいですよ。
それはあのクネクネからまるスネークが人々の潜在意識に刺激してしまうせいでしょうか?
何故か人は古代から無意識のうちにヘビが苦手のようであります。
それはもしかしたら心理学的に言えば、大地に束縛されて生きるしかないヘビの生き様への恐れなのですかねえ。

ところで一時マスクが市場から無くなってしまう現象が起こりましたが、
皆さんは充分に今、マスクを備えていらっしゃいますでしょうか?

今はまだ弱毒なんであんまり必要性を感じませんが、遠い将来、何らかの形でマスクが絶対的に必要になるってことも決して否定できません。

殊に会社経営者は最悪に備えるべし!
であります。

因みに弊社ではこんな騒ぎになる前から500枚近くのマスクを確保しておりました。
場合によっては隣近所にお配りすることも出来ますし、以前もこのブログで書きましたが、水もガロンボトルで常に数か月分は備えております。
これも自分一人の為ではなく、お隣さんたちにいざとなればお分け出来ると考えるからです。

もし何かの事態が冬だったらってことを考えたら、そして最悪、ライフラインが停まってしまったって想定したならば、それでもお湯を沸かしたり、暖房を確保し得るようにするには、
夏場でも石油を20リットルくらいは備えておく!べきでは?って考えます。

リスクマネジメントのついでに保険的な話を一つ。

或る会社でフォークリフトに自賠責を付けないで自社から数百メートルほど離れた倉庫まで荷を運んでいたってケースを見聞したことがあります。

何度もそれは違法であることを伝え、もし万が一事故を起こせば刑事罰まで受けるってことをお話したことがあります。

それでもなかなか実感が湧かなかったらしく、相変わらずそのままでいたんですが、実際に身近で事故を体験したらしく、その後すぐに改めたって件がありました。
幸い事故が起こる前に、ようやくではありますが、事の重大さに気付いてくださったから良いんですが、
ホント、会社を経営するってことは、社長一人の問題では済まされないってことをお伝えしたいです。

例えば、別の例では、反対に構内でのみ使用するフォークリフトに自賠責は入らず、任意保険を付けていて安心、のほほんってケースもあるんです。

この場合、自賠責を付保しなくても違反ではないし、全く問題ないんですが、
実は実際にでは構内で人をはねてしまったらどうなるの?・・・
みたいなことを考えておくべきなんです。

実は、任意保険てのは、自賠責保険の上乗せでしかないんだってことを経営者はしっかり知っておくべきです。無知だった、では通じないのですから。

即ち「上乗せ」って意味ですが、人身事故の場合、保険というのは、自賠責が優先されて支払われ、それでも不足する分を任意保険が支払いう!てのがルールだってことなんです。

もし人をはねてしまい、最悪、死亡させた場合、そして一億円の補償が必要になった場合、この場合、自賠責に加入していないフォークリフトだと保険会社は自賠責の補償部分3000万円は除いた7000万円しか払わないって意味なんです。自賠責の上乗せの意味はここにあるんです!

ですから、あとの3000万円は会社が自腹を切るよりも他ないってことになるんであります。

構内だから自賠責はいらないじゃん。
それはその通りです。公道を走るわけでない、私有地内の出来事ならば道交法は関係ないんですからね。

しかし必ずそれを手当する別の方法論を用意していますか?あなたの会社では!ってことを
是非会社経営者である方はご検討くださいましです。

因みに自賠責を付保を必要ない構内用フォークリフトみたいな場合、任意保険では特約を用意しているはずです。「自賠責保険適用除外に関する対人賠償保険」みないな特約です。

これは案外保険屋も知らないでいる特殊な特約です。
是非、自賠責を付保しなくてよい車両を保有している会社社長さん、
すぐにでも調べた方が良いですよん。

会社存続には真のリスマネが必要!の一例でありました。

ご参考まで・・・

では今宵もこの辺でサイチェン。

2009年6月7日

非常識へのステップ・ワン

GM、殊ジェネラルモータースが事実上の破綻をし、New GM、文字通り、ガバメントモータースになってしまったニュースが世界中を駆け巡った1週間でした。

これでBig3のうち、2つが倒産したってことです。
アメリカの凋落ぶりを象徴する出来事が昨年から続いていますね。

自動車産業、証券業界、保険業界、それぞれの業界のリーディングカンパニーが相次ぐ大型倒産、若しくは、almost死に体になっていくってのは、ほんと、ちょっと前までは想像さえ出来なかったことです。

でも考え方によってはこれは悲劇ではありますが、次の新たなるステージへのステップなのかな?って思うこの頃でもあるんですが、世界は今後、新しい哲学による新秩序が否応なしに求められるような気がしてなりませんですね、はい。

思うに、それは弊社の理念でもありますが、「お互いが助け合って、分かち合っていく社会」が、好むと好まざるとに関わらず、求められていくんではって予感がしてなりません。

さてそんな中、日本の自動車産業はどうなのよ!
って考察してみると、ホンダのハイブリットカー「インサイト」が今年になってバカ売れし、先月発売されたばかりのNewプリウスは更にその上を行くって具合の、絶好調ぶりであります。

なんで?
ってその理由も誰もが知っての通り、政府による緊急経済対策によってハイブリットカーは取得税と初回分の重量税が免税、即ちゼロ円と、優遇措置が確かに一つの起爆剤になっているんでしょうね。

でも経済的な側面を考えてみて、
本当にプリウスやインサイトって得なの?って疑問が浮かんでしまいますがね。

私自身も4年ほど前に車を買い替える時、プリウスは選択肢の一つでしたが、結局、デザインが滅茶苦茶ダサイって事と、いくら燃費性能に優れていてガソリン代が安くなるって考えても、結局のところ、実はトータル的にはコストカットにはならないって気づき、別の車にしたんです。

当時はよく宣伝でリッターあたり32キロ走るって言われていましたが、それは高速運転した時の、ある限られた条件下でのことで、大かた街乗りする者にとってはあんまり参考にならない数字ですね。

また外装も「なんで?」ってかんじなんですが、内装も値段の割に安っぽいってのも気に入らない点でした。

で、今回モデルチェンジして、折角エンジンも1500ccから1800ccへとパワーアップしたっていうのに、期待とは裏腹に外装も内装も全く以前とおんなじ風ってのはホント、何故!ってかんじです。

まあ、でもエコカーであることには間違いないわけで、その点においては先駆けでいいかんじでありますので、地球環境を考えるって点からは大いなる○ってかんじなんですが、でも。。。ってのもなかなか打ち消せない。
でも売れている!

まあ、こんな不景気な時代なんですから、何はともあれ、実にいいことであります。

ただもうひとつ難点が実はあまり知られていない、ていうか、殆ど宣伝されていない点があるってことを是非とも購入を決断する際には念頭にいれておいた方がよいかなって思います。

それはバッテリーです。携帯電話でもパソコンでもおんなじですが、バッテリーって意外に高いんですよーねえ。しかも半永久的に使えるものではなくって、寿命があるってこと。

ですからいつか必ずバッテリーは死に、交換する必要が生じるってことです。

プリウスもインサイトもその例外ではなくって、5年くらいしたら交換に迫られ、数十万円の費用が別途かかるんだってことを覚えておいた方が宜しいようです。

てなことを考えると、まだまだハイブリットカーってのは過渡期であって、今後の肝は、より高品質のバッテリーを開発し得るか否かってところにかかっているようです。

また一方では、
来月いよいよ企業体や自治体向けに三菱自動車から電気自動車「MiEV」が発売されるようですが、
こちらも同じ問題を抱えていて、今後、高出力、長時間駆動、長寿命の電池の開発が普及のカギってかんじでありますね。

ハイブリットにしても電気にしても、本格的なエコカーの到来には。もうちょっと時間が必要なようであります。

さて前置きが長くなりましたが、
今日の本題は、写真にもあるようにホンダのステップワゴンについてです。

先日ある方とお話していたら、ホンダのステップワゴン開発裏話について教えてもらったんです。ちょっと面白かったんで、ほんの少しだけご紹介しようと思います。

その方は実際にステップワゴンの開発を提言した方なんだそうですが、当初ホンダでは、ワゴン車の開発なんて全く眼中になかったんだそうです。で、開発許可が出るには相当の苦労と時間を要したんだそうですが、なんとかこぎつけ、いざ試作品を作ってみて、社長の視察ってとこまで辿りついたそうなんです。

がしかし、一目みた当時のホンダ社長は、「豚ものらねー」の厳しいお言葉を残してさっさと引き上げて行ってしまったそうであります。

でも決して諦めない!
開発部の課長がホンダの社員でありながらも、実はボルボが大好き!だったそうで、特に縦に並んだテールランプがお気に入りだったんだそうなんですね。

で、どうせならばステップワゴンもインパクトを何か持たせよう!ってことになり、ボルボの縦型テールランプをパクり、しかも中途半端な長さではなく、「上から下までテールランプ!!」みたいなコンセプトを考えたそうであります。

それがあの斬新なデザイン、写真にあるような超ながーいテールランプの誕生だったんだそうであります。

そしていざ、市場に投入してみると、あれよあれよって間に大人気となり、爆発的な売上を記録したんだそうな。

まあ、常識に捉われるな!って教訓なんですが、
こんな時代をブレークスルーするには、今までとは違うこと、人が非常識って思うようなこと、を敢えてやてみるってのが一番の方法論かも、しれませんネ。

てな訳で、
ワンフィンガーは今、超非常識プロジェクトの準備を着々と進めております。
発表、お披露目出来る日を楽しみにしつつ、
乞うご期待を!であります。

では今宵もここまで。サイチェン

2009年5月31日

ブレイン

先日楽天本社で行われたセミナーに参加してきました。

ゲストスピーカーに伊勢丹の名バイヤーを経て、2003年、民事再生法の適用を受け事実上倒産に陥った靴下の老舗メーカー「福助」の救世主として社長に就任した藤巻幸夫氏が登壇されました。氏の独特の感性と経営手法で以て、見事福助を再生させた方として有名であります。

その方の話を聞けるってのも超楽しみで行ったんですが、小柄な体(横幅は大柄ですが・・・)にも関わらず、のっけからバイタリティ溢れる話ぶりで、聞く者をグングン引き寄せる力は、さすがだなって思った次第です。

装いも伊勢丹の洋服売り場を経ている為か、水色のストライプの上着とジーンズってかんじでもって、年齢を思わせないナイスミドル(?)、否、シルバーかあ?、いずれにせよ、チョイ悪おやじってかんじが素敵な風でもありました・・・

で、今、彼は品川駅の駅ナカ、「エキュート」に完全メイドインジャパンの、”粋で良いもの”をコンセプトにした藤巻商店「Rails」なるお店を経営しているそうでごじゃいますです。

冒頭の写真はそのお店で実際に販売しているバッグで、商品のこだわりもさることながら、ディスプレイにしても無機質な金属製の棚ではなく、竹を使ってみたり、完全「和」を目指しているんだとか。

で、今回のお話の中心は「すべて顧客視線で!」ってテーマでして、至極当たり前と言えば当たり前のことなんですが、これが中々いざ企画サイドに立つと「売り手視線」の押し売りになりがちな訳です。

そんなところをまあ、伊勢丹で培ってきたノウハウ的なものをロジカルに面白くお話くださったってかんじであります。

その中でちょっと頭に片隅に引っかかった話を一つだけご紹介しようと思います。

それは実際に藤巻商店でも実践していることらしいのですが、
商品一つ一つに名前を付けているってことですね。
そうすることで、お客さんの意識上にも印象深く刻むことができるのと、何よりも従業員自身が愛着をもって販売が出来るって点がメリットなんでしょうか。

でもってストーリー化することにも一助となり、ブランディングってやつにも寄与するんだなって感じました。

私なんかも時々、自宅の洗濯機に名前を付けたりとか、パソコンにも名前を付けて呼んでみたりってこともしていましたから親近感を覚えると共に、その効用にはとっても共感致した次第です。

弊社の取締役の一人も愛車に名前を付けて、しかも”ちゃん”付けで呼んでいるのを目撃した際には、「きえー!」ってかんじでしたが、いつの間にか私もその車を「○○ちゃん」、なーんて呼んでいたりしていて、人のブレイン構造ってものに、とっても興味が湧くこの頃であります。

そんなこんなしていたら、先週、キムタク、殊、木村拓也主演の「Mr.ブレイン」って番組の第一話をたまたま観たんですが、脳の様々な仕組みや構造を使ったストーリー。まあ、中身の筋は事件物ですので、あんまり興味がないんですが、科学的側面を一つの切り口に展開されていて、その点は面白いって感じで観てしまいました。

マーケティングにもこうした様々な脳機能ってものが今後意識された手法が用いられるに違いないんですが、こんな時代でも売れる!ロジックを展開してゆきたいものであります。
いずれまたマーケティング論については書いていけたらって思いまする。

てなことで、
本当は先週の予告を書く予定でしたが、明日朝一で福岡に行かねばならず、今宵はここまでと致します。悪しからず・・・

ではまたお目に掛かる日までサイチェーン